病院紹介
~院長挨拶~
札幌南三条病院
院長 小場 弘之
当院は、主に肺がん患者さんを中心に受け入れを行なっており、この20余年にわたって、数多くの診断、治療を積み重ねてきました。
肺がんの診断に関しては、PET-CT・マルチスライスCT・MRI等の最新の画像診断機器や確定診断のための超音波気管支鏡を完備し、できるだけ患者さんに負担をかけない迅速な診断を行っています。一方、治療においては、内科的治療、外科手術ともに高い実績を維持しており、症例数では全国でも有数の病院となっています。
内科的治療においては、従来の化学療法に加えて、分子標的剤や免疫チェックポイント阻害剤など、病態に応じた新規薬剤の使い分けが可能になり、難しいと言われていた進行期肺がんの予後を改善しつつあります。外科手術においては、胸腔鏡を用いた低侵襲手術に加えて、さらに負担の少ない縮小手術などに適応が拡大されつつあり、手術例数も全国トップレベルの水準にあります。豊富な経験を有する呼吸器内科医と呼吸器外科医により、迅速な診断から最新の治療まで、患者さんの満足度の高い診療を提供できるものと思っています。がんの診療においては、医学的な面ばかりでなく、患者さんの日常生活の維持や心のケアなど、看護や介護も重要な問題です。患者さんの意志を尊重し、患者さんの状況に応じて対応できる療養環境を目指しています。
当院の外来では、肺がんの他、慢性閉塞性肺疾患や間質性肺炎、気管支喘息、塵肺などの各種呼吸器疾患に対応しています。また、気胸に対する外科手術は、数日の入院で可能となっています。さらに内科外来を併設している他、病気の早期発見と健康づくりを目指して『健診センター』を併設しております。
肺がんの治療は、日々進歩していますが、未だ十分といえる状況ではなく、治療に難渋する場合も多くあります。当院が力を注いできた肺がん診療と患者中心の医療を基本に、今までの道をさらに進んでいく覚悟ですので、ご支援いただければと思います。
病院概要
■名称
社会医療法人 北海道恵愛会 札幌南三条病院
■理事長
西田 憲策
■院長
小場 弘之
■病院開設
2004年1月1日
■病床数
99床
■施設基準一覧
詳細はこちら
■施設認定等
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日本呼吸器学会認定施設
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日本外科学会外科専門医制度関連施設
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日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
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日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設
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日本呼吸器内視鏡学会認定施設
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日本麻酔科学会麻酔科認定病院
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日帰り人間ドック実施指定施設
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札幌医科大学卒前教育関連施設
■所在地
〒060-0063
札幌市中央区南3条西6丁目4-2
■敷地内全面禁煙
〒060-0063
札幌市中央区南3条西6丁目4-2
病院沿革
昭和55年(1980年)
12月
医療法人社団北海道恵愛会設立
平成16年(2004年)
1月
札幌南三条病院 開設(一般病床 84床)
関根球一郎院長 就任
平成16年(2004年)
4月
一般病床増床 (84 床→99床)
呼吸器外科手術開始
平成20年(2008年)
7月
包括評価制度(DPC)導入
平成20年(2008年)
8月
日本医療機能評価 Ver.5.0 承認
平成23年(2011年)
12月
PET-CT導入
平成25年(2013年)
12月
病院機能評価 3rdG:Ver.1.0 承認
平成26年(2014年)
4月
社会医療法人認定
平成30年(2018年)
3月
小場弘之院長 就任、関根球一郎名誉院長 就任
平成30年(2018年)
11月
病院機能評価 3rdG:Ver.2.0更新
令和元年(2019年)
11月
電子カルテ導入
令和2年(2020年)
3月
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言(北海道)の発令
令和2年(2020年)
4月
基本理念・基本方針の改定
基本理念と運営方針
■基本理念
【札幌南三条病院の基本理念】
『 肺がんの診療を中心に専門性の高い有効な医療を提供する。 』
『 患者さんの意思を尊重し、安全で安心のできる人間味豊かな医療を行う。 』
■基本方針
【札幌南三条病院の基本方針】
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肺癌における診断・治療技術の向上に力を注ぎ、患者満足度の高い医療を提供する。
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患者中心の医療を目指し、安全管理体制の充実とともに、快適な医療環境、療養環境を提供する。
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時代の変動に対応した病院運営を行い、安定した経営基盤を確立する。
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情報発信と地域連携を推進し、質の高い専門医療を提供することにより地域医療に貢献する。
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教育と研修を充実させ、高度な技術と豊かな人間性を併せ持った人材の育成に努める。
診療実績
臨床指標
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病院指標
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